どうも、なかやんです。
本日は、電子レンジの修理のお話です。
最近、家で使用しているで電子レンジですが、一番使用する「スタートボタン」の効きが悪くなってきました。
今回、修理した電子レンジは 東芝の ER-RD100 という機種です。発売日は2017年7月で結構 年数は経過していますが、今でも重宝し使ってます。
実は、以前も調子が悪くなり一度分解し、他のタクトスイッチと入れ替え交換した記憶があります。当時は、はじめての分解で内部を確認し一番使用しない「牛乳ボタン」のタクトスイッチを拝借、スタートボタンと交換した記憶があります。
今回は、同じようなタクトスイッチを購入したので、それと交換していきます。
道具の準備
メインで使用する道具の準備です。
半田吸い取り器、半田、半田ごて及びヘラです。その他、プラスドライバーとマイナスドライバー、ドライヤー、ニッパーを使用しました。
分解
この機種ですが、操作部の周辺にはネジなどが見つかりません。初めに、温度や時間を設定するダイヤルを外します。手前に引っ張ると抜けますが、マイナスドライバーを使用すると簡単に外れます。
操作部の白い部分を剥がすとネジが出てきます。操作部の動作確認もあり、今回は剥がした後に電源を入れ 撮影しました。分解時は必ずコンセントは抜きましょう。
白い部分はシールで付いていますので、ドライヤーで温めて取ると簡単に外れます。
ネジを6本ほど外すと、操作部自体が外れます。操作部の裏側に基盤が付いています。黒いボタンの裏にタクトスイッチ付きの基盤が隠れています。
更にネジを3本外すと基盤と黒い枠が分離され、基盤上のタクトスイッチが見えてきました。
問題のスタートボタンです。丸形のタクトスイッチで足は2本、丸形であまり見かけない形です。基盤には分かりやすく「スタート」との記載もあります。
基盤の裏側にも わかりやすくスイッチの名前が書いてあります。
修理(タクトスイッチ交換)
問題のスタートボタン、こちらを半田ごてで温め、半田吸い取り器で古い半田を取りました。スイッチは簡単に外れました。


外したタクトスイッチと購入したタクトスイッチです。千石電商で購入したアルプス電気のタクトスイッチ、本体高さ5mm(SKRGADD010)10個入りで179円です。色は異なりますが大きさはこれで問題ないようです。
基盤に半田で取り付けました。
タクトスイッチの余った足はニッパーで切断です。


同様に以前交換した「牛乳ボタン」(基板上では生解凍ボタン)も交換しました。
逆の手順で元に戻し完成です。作業時間は15分程で完了、難易度は半田を使用する事が出来ればそれほど難しくはありません。
最後に
ボタンの押し心地はほとんど同じ、耐久性は不明ですがアルプス電気(現:アルプスアルパイン株式会社)の製品なので大丈夫だと期待しています。
万が一壊れても部品の在庫は十分にあるので何度壊れても問題ありません(10個入りのタクトスイッチですので)。これで新しい電子レンジをまだ買わなくても、もう少し使えそうです。
オーブンも使えるのでこの電子レンジは結構重宝しています。
では、おやすみなさいzzz