どうも、なかやんです。
本日は、選挙のお話です。
今年もまた、選挙の時期がやってきました。今回は参議院選挙です。本日から公示も始まり、候補者の方々の名前や政党名が街中のポスター掲示板に並んできました。毎回のことながら、静かだった通りに選挙カーのアナウンスが響くようになると、「あぁ、選挙の時期かぁ」と実感しますよね。
さて、今回の投票日は、7月20日(日)。ちょうど3連休の真ん中にあたります。お出かけや旅行の予定がある方には、少しスケジュール調整が難しいかもしれません。とはいえ、なかやんの場合は、特に遠出の予定もなく、秋葉原周辺でのんびり過ごすつもりなので、投票日が連休中であってもあまり支障はありません。ただ、ふと気になるのが、投票率。みなさん、ちゃんと投票に行かれるでしょうか。
ここ数年、特に若い世代の投票率が低いという話題を耳にします。政治が難しく感じられたり、「自分ひとりが投票しても何も変わらない」と思ってしまう気持ちも分からなくはありません。でも、本来は私たち一人ひとりの「声」を集めて、社会を動かしていくのが民主主義。そう考えると、選挙という仕組みはやはりとても大切なものだと思います。
そんな中で、なかやんがここ数年ずっと思っていることがあります。
それは「そろそろ日本もインターネット投票を導入しても良いのでは?」ということ。
IT技術の進化はめざましく、マイナンバーカードの普及も進んできました。銀行口座の開設、確定申告、健康保険証との連携など、いろいろな行政手続きがオンラインでできるようになっています。これだけ便利な時代になっているのに、なぜ選挙だけは紙の投票用紙に鉛筆で記入するスタイルのままなのでしょうか。
もちろん、投票の公正さや安全性、なりすまし防止など、技術的・制度的な課題があるのは理解しています。でも、だからといってこのままでいいのかと言われると、やはり疑問です。
たとえば、高齢の方や体が不自由な方、小さなお子さんがいて外出が難しい方、仕事が忙しくて時間が取れない方など。投票したくても「行けない」理由がある人たちは少なくありません。
かくいう、なかやん宅から投票所までは徒歩で10分ほど。普通に考えれば「近い」と思われるかもしれません。でも、ここ最近の暑さを考えると、その10分がかなりキツイですね。ちょっとした散歩のつもりで行っても、汗だくになってしまいます。高齢者の方や持病がある方にとっては、まさに命がけの移動になることも。
せめて「自宅からぽちっと投票できる」ようになったら、どんなに助かるか。インターネットでログインして、候補者を選んで、確認して「送信」。それだけで完了。とてもシンプルで分かりやすく、誰でも参加しやすくなると思います。(スマホもありますから)
「期日前投票もぽちっとやりたい」と思っているのは、きっとなかやんだけではないはずです。ネット通販のように、投票ももっと気軽に、もっとアクセスしやすい仕組みに進化できないものでしょうか。
もちろん、導入には時間がかかると思います。技術的な信頼性の担保や、投票の秘密保持、なりすましや改ざんの防止など、クリアすべき課題は山積み。でも、10年後、20年後の日本を考えたとき、どこかで一歩踏み出さなければ、いつまでもこのままです。
世界では、すでにインターネット投票を実現している国も多くあります。エストニアでは2005年から全国選挙でオンライン投票が導入され、今では国民の多くがネットで投票しています。日本がこれに続く日は、果たしていつになるのでしょうか。
そんなことを、暑い日の午後、アイスコーヒーを飲みながらぼんやり考えていました。
というわけで、なかやんは今回も候補者の公約などを確認しながら、ちゃんと投票に行くつもりです。暑さ対策を万全にして、水分を持って、日陰を選びながら歩いていこうと思います。
今回の候補者選びのポイントは何でしょうか「消費税」「物価対策」「お米」「少子化対策」...
みなさんも、ぜひ無理のない範囲で「一票」を大切にしてくださいね。
では、おやすみなさいzzz