どうも、なかやんです。今回はRaspberry Pi 4のヒートシンクケースにファンを後付けしてみようと思います。
・導入
なかやんは数台ラズパイ4を所有していますが、すべてのものに以下の画像のようなヒートシンクケースを取り付けています。
このケース、結構CPUの温度自体は下がっているようですが、ケース自体がめちゃくちゃ熱くなります。元からファン付きのヒートシンクケースを買っておけばよかったのですが、安さと音の静かさですべてにこちらを購入していました。一応所有している1台のラズパイ4には秋月電子で昔購入した5vの小型のファンをつけているのですが、画像のラズパイ4にはついていなく、OSのアップデートなど重い作業をしているときにはケースに触れないくらい熱くなります。
小型のファンをつけている1台のラズパイ4ではファンをつけてからかなり、CPU温度もかなり下がったので、今回はこのラズパイ4ようにも購入してきました。
小型のものだと音がかなり大きかったので、今回は大き目なものを秋月電子で購入、60×60×15mmのものを選んできました。ちなみに「Model:YDM6015C05F」というものです。
また、ラズパイのピンヘッダにさして使用したいため、コネクタ用ハウジング 2Pとケーブル用コネクタも購入してきました。)
・取り付け
ジップロックから必要なものを取り出してみます。
結構強力な袋なようで開けるのに苦戦しました(笑)
ケーブル用コネクタは複数ついているためニッパーで切っちゃいます。
どこかに飛んでいかないように気を付けながら切ります。
ケーブルは2本ついているので2つ取ります。
そうしたら早速ファンのケーブルに取り付けていきます。
本当はコネクタを圧着する工具を使ったほうが簡単なのですがなかやんは所持していないためいろいろな工具を使いながら圧着していきます。
なかやんは夜になると目が疲れて見えにくくなってしまうため余計に時間がかかりました...(ちなみに21時ぐらいに作業しています。)
最後にコネクタ用ハウジング 2Pに取り付けていきます。
ケーブル用コネクタの向きに注意しながら取り付けていきます。
結構奥まで押し込まないと付かないかもしれないです。
完成したらラズパイ4に取り付けです。5v power とGroundのピンに取り付けます。
赤いケーブルがプラスなはずなので、そちらを5v Powerに取り付けます。
・動作確認
そうしたらファンをラズパイ4の上に乗っけて試しに電源ONします。
ファンの風の出るほうをラズパイに向けるとファンが動いてしまいそうなので、今回は上に風が出るように設定しました。
正常にファンが回っているようです!
5vファンですがサイズが大きいためそこまで大きな音ではなく許容範囲内です。
・温度確認
最後にCPU温度を比較してみようと思います。
ヒートシンクケースのみの状態と、ヒートシンクケース+ファンをつけたときの状態で起動後数分放置して起き、そのあとCPU温度を取得してみます。
そうすると結果はこのようになりました。
ヒートシンクのみ 38.4℃
ヒートシンク+ファン 34.0℃
約4.4℃も温度が下がったようです。この後動作が重くなるような作業もしてみましたが、ヒートシンクケースがかなり熱くなるということもありませんでした。
また、今までよりも速度が若干早くなったような気がしました。(気のせいかもしれませんが)