どうも、なかやんです
本日は、ちょっと変わった会社のお話です。
その名もContoso Corporation(コントソ・コーポレーション)
この会社、実はIT業界では知る人ぞ知る超有名企業。しかし、一般の人にはほとんど知られていない、ちょっとミステリアスな会社でもあります。
本社はフランス・パリにあり、CEOはダン・ジャンプ氏。
製造から販売、サポートまで幅広い事業を手掛け、なんと取り扱う製品数は10万点以上という規模感です。(結構な大企業です)
しかし、取り扱う製品に関して、なかやんは一度も見たことがない不思議な会社です。
Contoso は、パリ本社を中心に、世界中に地域拠点オフィス(ハブオフィス)と小規模拠点(サテライトオフィス)を展開しています。本社敷地(本社キャンパス)には数十棟のビルが立ち並び、データセンターやネットワークインフラもすべてそこに集約。
25,000人を超える社員がバリバリ働いており、さらに各地域本部(リージョンハブ)にも約2,000人ずつ在籍しています。
高帯域のWANリンクで世界中とネットワークで接続し、日々グローバルなビジネスを展開しているのです。世界各地の拠点を調べると「Tokyo」にも地域拠点(Regional Hub)があります。
30年以上前から世界を股にかける外資系企業として活動し、製品ラインナップも圧倒的な数ですが...。どこを探しても、Contoso製品を購入できるお店がありません。
ネット通販も無く、直販サイトもありません。
ここまで聞いて「なんかおかしいな」と思った方、鋭いですね。実はこのContoso Corporationは、架空の企業です。
マイクロソフトがIT資格試験向けに作り上げた想定上の企業で、資格の教材や問題集では頻繁に登場する、いわばIT試験界隈の有名人(野球界の大谷選手)のような存在です。
learn.microsoft.com公式ドメイン「contoso.com」までしっかり用意されていて、リアルな企業設定が妙に細かいです(contoso.comへアクセスするとMSサイトにリダイレクトします)
MicrosoftのIT資格を勉強している人にとっては、「またContosoか!」と、もはや親の顔より見た会社名かもしれません。
ということで、今日は存在しないのに超有名な倒産しない企業のお話でした。トランプ政権が何と言っても株価が暴落しても架空の会社なのでビクともしませんね
Googleも、Contosoについてのエイプリルフール記事を書いています。
おやすみなさいzzz